動物園と象と、僕は人生を3分の1を損している話
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どうも、あんきろさんです。
やっぱり「騎士団長殺し」は怪獣の相手をしていて休日も遅々として進みません。
最近真面目に小児医療の記事ばっかり書いてちょっと脳みそが疲れたので、今日はゆるく語ります。
僕はうちのお兄ちゃん怪獣と違ってほとんどテレビを見ないのですが、1つだけ楽しみにしているテレビ番組があります。
それはNHK総合の「ドキュメント72時間」です。
その名前の通り、ある対象(場所のことが多いですが)に72時間密着して、そこに現れる人を取材するドキュメンタリーです。
密着する対象がいいんだと思いますが、実にいろいろな人が現れて、いろいろな人間性を見せてくれて非常に面白い(funnyという意味ではなく、interesting という意味で)番組です。
ちょうど1年前の2016年2月26日に放送された回が、東京の井の頭公園にいる象のはな子(昨年5月に亡くなってしまいましたね、ご冥福をお祈りします)の前で72時間密着した回だったのですが、その中で「人は人生で3回象に会いに行く。幼いときに親と、成長して恋人と、そしていつか子どもと一緒に」というふうに語られています。
折しも、うちのお兄ちゃん怪獣が大の動物好きなので、動物園の年間パスポートを購入してせっせと通っていた時期(まぁ、今もせっせと通っていますが)なので、これを聞いて僕は「うまいこと言うなぁ」と感心しました。
小さい頃に親に連れて行ってもらったところに大きくなって恋人と行き、子どもができれば今度は自分が子どもを連れていく、悔しいですが、親になった今としてはなんともしみじみくる話です。
確かに、うちの奥さんと昔デートしたところに子どもを連れて行って遊んでいると、時間の流れを感じるとともに、なんとも言えない気分(たぶんいい方の気分だと思うのですが)になります。
いい意味でも悪い意味でもおっさんになったなぁと感じる瞬間です。
と、ここまでいい感じに語ってきましたが、よくよく考えてみると、僕は恋人と二人で動物園に行ったことがないということに気づいてしまいました。水族館は行ったことあるんですけど。
従って、この定義で言えば象さんにも2回しか会っていません。
なんか人生を3分の1損した気分です。のび太だったら、気づいた瞬間に「助けて、ドラエもーん。タイムマシーン出してー」と泣き出すに違いありません。
それはともかく、でも実際デートで動物園ってどれくらい行くものなんでしょう?
確かにそれなりにカップルで動物園にきている人はいますが、圧倒的に家族連れが多いですし、人生を3分の1損している人は意外に結構たくさんいるんじゃないでしょうか。
まだ間に合う人は人生の3分の1を損しないように、是非1回は恋人と象さんに会いに行っておきましょう。
それにしても、人生の3分の1を取り返す方法ないかなぁ…。
恋人と2人でっていうのを今からやり直すといろいろ複雑なことになっちゃいますし、おじいちゃんになってうちの奥さんと2人で行ってもカウントされますかね?